デレクターズレポート(異物除去・CPR~AED)

さて最終項目は窒息・異物除去 CPR/AEDについてお伺いさせていただいた保育所の先生たちに講習させていただいたしめくくりです。

3回に分けて報告させていただきましたが、、先生の皆様には復習となりましたでしょうか?思い出して不意の事故の時は練習の成果を発揮してください。

 

それでは全国統一で喉に異物を詰まらせたときにそれをしらせる両手で首を包み持つ窒息中アピール?(チョークサイン)知らせ方を実演してお見せしましたが? その症状を見てどうされましたか? 大丈夫ですか? 喉が詰まっているのですね、今お助けしますよ、、と声を掛けせき込んでいるときは??  そうです思い出しましたね? 咳の力で自力で異物が出ることを見守るのでしたよね、、声が出ない、咳が出ないときは? 119番通報をしたうえで二通りの除去術がありましたね? そうここは保育所です、、子供さんに適している方法は? そうです(背部叩打法)でしたね、素早く抱きかかえるか又は 大腿部で支え、頭を低くして平手で背中をたたく、(乳児に関しては乳児を仰向けににし、頭を下げ後頭部と首(頸部)を支え、指2本で胸の真ん中(胸骨の下半分)を数回強く圧迫を行います。)これらの方法を行っている間に意識を失うようなことが起こったら?           そうです直ちに心肺蘇生(胸骨圧迫)を行いましょう。


腹部突き上げ法

ハイムリック法


男性の先生に生徒さんではなく同僚の先生や父兄が喉を詰まらせた場合もう一つの方法を実演していただきましたね?、、生徒さん以外の大人の方にはこちらの方が多く使われますが、極度の肥満・妊婦さんには向いておりません。相手を見てどちらかの方法をとるか判断してください。どちらの方法も異物を除去できた場合でも必ず医師の診察をお勧めいたします。その時は医師に異物除去を受けたことを必ずお伝えください。



さてこの2通りの方法で異物除去を試みました、異物がうまくとれるか?反応がなくなるまで続けます。このとき注意しなくてはならないのが異物を探すために口の中をのぞいたり、指を入れて探る様な事は絶対に行わないでください。 異物を奥に押し込んでしまう事がございます。そして反応がない場合はすぐに胸骨圧迫を行いましょう。

そして先生方皆さんでよく話し合い役割分担を決め救急車の誘導、、救急隊員への説明、保護者への連絡などスムーズに動けることが生徒さん一人の運命を左右することになりますので普段から準備しておきましょう。


以上が今回行われた保育所の先生に向けた講習内容です。職場に合わせた応急処置・防災指導などを無償で行わさせていただいております。指導を受けてみたい?興味がある。又はこの活動に参加してみたい。と言う方がいらっしゃいましたらいつでもご連絡をお待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。 この日お世話になりました南行徳駅前KIDSPLAZA PRESCHOOLオーナーの心肺蘇生画像でレポートを〆させていただきたいと思います。オーナはじめ保育士の先生の皆さまお疲れ様でした。 ('◇')ゞ