昨夜起こった九州熊本を震源とする地震について、時間とともに被害状況が把握されてきました
今後、避難所や自治体から救援物資などの要望があるかもしれません
救援物資については、個人で送られる方もいるかもしれません
必要な場合には
①具体的な物資の内容(食品、衣類等)
②送付先の確認
③誰が、いつ、どれだけの物資を送ったか
④送る前に、受け取り側の確認を取る
⑤送料は送り主側の負担
等を確認してから送ってくださいやたらに送ると受け入れ側の準備が整わず、せっかく送った物資が均等に行き渡らない場合がありますまた、安否を気にすることは重要ですが、現地では緊急車両の通行を優先しなければならないので、むやみに車で現地に向かうことは極力避けてください個人で物資の要求を受け取った方も、上記の内容を確認してから送るようにしてくださいまたFBなどで仲間に協力を呼びかける際も、上記の内容を明確にして協力を得てください
熊本並びに九州方面にボランティアに行こうと思われている方に、ご存じだと思いますが、知らない方もいるので、改めて書かせて頂きます
①ボランティアは無償の行為であり、一切の見返りを求めてはならない (物品、笑顔、『ありがとう』などの言葉も含みます)
②あくまで自分の意思で行く事 誰かに強制されたり、会社や団体などで行く場合でも、自分が行きたくなければ断固として拒否して下さい
③活動予定期間の準備は自分で用意する事 食料、飲料水、寝床(寝袋)、交通費、衣料、医療品 また糞尿などは誰かの家や公共施設(役場、学校、公民館、公園等)を使用せず自分で処理する気構えで行く事
④風評被害、パニックを起こさせない為に、不確実な情報を耳にしても、それを伝えない事 『・・・だろう』、『・・・みたいです』ではなく、『・・・です』と言う情報だけを伝えるように
⑤自分の所属、氏名を大きく表示する事 身体の前後に、布なので大きく書く事 また、何かの資格(医師、看護師、土木技師、レスキュー経験者等)を同時に書けるなら、色を変えて書き込む事
⑥現地のボランティアリーダー等の指示に従う事
⑦無理であるなら素直に報告し、作業を辞退する事 中途半端でやれば、現場に迷惑がかかる
⑧住民等からの要望は、即答せず、内容を聞き、ボランティアリーダー等の指示を仰ぎ返答する事
ボランティアだといって、現場によっては必ずしも歓迎はされません
防災航空隊OB CDAGJデレクター