デレクターズレポート(ノロウイルス)

急に寒さが本格的な冬を暗示させるように襲ってきておりますが、冬場の感染性胃腸炎(おう吐、下痢など)が昨年流行したのを覚えていらっしゃいますでしょうか?

冬に流行する感染性胃腸炎そうですノロウイルス、健康なひとなら軽症で済みますが高齢者や乳幼児では症状が重くなる場合もあります。

又ノロウイルスは感染力が強く学校などでは集団発生が心配されます。

予防方法は簡単です手洗いを習慣づけることです。

万が一感染した場合は二次感染を広げないように注意することが大切です。

発症してしまった場合、感染約1~2日後に吐き気、おう吐、下痢、腹痛などの症状が現れますので症状が続く期間は通常3日間以内と短く、発熱もあまり高くありません。又感染しても症状が現れない人もいます。

乳幼児や高齢者が発症すると症状が重くなって吐物をあやまって喉に詰まらせたりすることもあるので要注意です。

 

このノロウイルスに関しての特効薬はなく一番大切なことは脱水症状にならないように水分の補給と栄養分の補給が第一にし、症状が重い場合はすぐに病院に行きましょう。

 

そして回復後もウイルスが便中に残る性質があるのでトイレのあとのお手洗いは十分にするなどして感染を少しでも広げ失くする事が大切です。

                                               医療デレクター