皆さんはファーストエイドキットの準備はされていますか?
キットは災害時に限らず必ず役に立つキットなので常に常備されることをお勧めいたします、ではどういうものをそろえればいいのか?
使用用途にもより内容は変わってまいりますが、基本セットとして結構丁寧に紹介されていた記事がありましたのでそのままご紹介させていただきます。
今回はその中はあまり耳にしない、意外と知る人が少ない、ポイズンリムーバー(写真)についてご紹介させていただきたいと思います。
まずは基本セット内容。
ワンハンド駆血帯・・・・・止血の補助に使います。片手で扱える製品です。(本来は注射の際に血管を浮き上がらせるための道具ですが、「傷口を押さえるガーゼの上から締め付ける」、「止血点に何か硬いものを押し当てて上から締め付ける」など止血・圧迫の補助に役立ちます。※緊縛止血には使えません。)
包帯・・・・・負傷箇所の保護や、ガーゼ等の固定に使います。きつく巻くことで止血にも役立ちます。
毛抜きピンセット・・・・植物の棘、毒虫の針・毛などを取り除くときに使います。
爪切り・・・・・皮膚や爪などがささくれたり割れたりしたときに整えるために使います。
人工呼吸補助マスク・・・・・他人に人工呼吸をする際に使います。感染症リスクを下げます。
プラスチック手袋・・・・・他人の傷病の手当てをする際に使います。感染症リスクを下げます。
注射器(25ml/針なし)・・・・・怪我の傷口を水で洗浄する際に使います。水の勢いを利用します。
ポイズンリムーバー・・・・・毒虫や毒蛇の被害に遭った時、毒を吸い出すために使います。
ハサミ・・・・・テープ、ガーゼ、包帯など各種資材を切断する際に使います。
キズパワーパッド ・・・・・小さな出血傷に使います。大きな傷にはラップを使います。
滅菌医療ガーゼ・・・・・出血箇所を圧迫する際などに使います。傷口にはあまり貼りません。
ボールペン・・・・・負傷の原因(例:毒草・毒虫の特徴)や発生時刻など、何らかの記録・メモを取る時に使います。
ダニ取りピンセット・・・・・ダニに噛まれた時に使います。ダニをつぶさずに取り除くことで、ウィルス感染のリスクを下げます。
マイクロポアテープ(幅25mm)・・・・・ビニルラップや包帯などを固定する際に使います。
非伸縮テーピング(幅25mm)・・・・・各種資材固定や止血、関節サポートなどに使います。
薬ケース・・・・・各種薬剤を入れています。内容は次の通り。
抗ヒスタミン剤含有軟膏・・・毒虫、毒草などの被害に遭ったときに使います。
イソジン軟膏・・・傷口に感染症の恐れが高い場合にのみ使います。
痛み止め1「バファリンA」・・・痛み全般に対して使いますが、出血がある場合は使いません。
痛み止め2「新セデス錠」・・・アスピリン非含有で、出血を伴う怪我の場合も使えます。
下痢止め薬「ストッパ」・・・お腹が悪くなった場合に使います。
胃薬「パンシロンクール」・・・吐き気、胸焼けなどを起こした場合に使います。
◎ビニルラップ(幅15cm) ・・・出血を伴う傷口に対して「湿潤療法」を行なうために使います。また、応急処置が難しい【深い切り傷】もラップで圧迫・密閉するように巻きつければ、病院に行くまでの間の保護ができます。
◎安全ピン・・・・・包帯や布類の固定に使います。
◎水・・・・・写真にはありませんが、受傷箇所の洗浄に使う「水ボトル」をザックに装着しています。
◎止血パッド ・・・・・写真にはありませんが、キットに追加しました。止血を助ける資材です。
次に ポイズンリムーバについてです。
いくつかのメーカから売り出されておりますが、500数十円から3000円位で購入でき災害時に避難場所にてダニやクモ、ゴキブリにかまれたり 他毒虫に刺される事が多く事例として挙げられる中自分で簡単に毒抜きが出来るアイテムです。
私のキットの中にもこれは必ず入れてあります。
非常時持ち出し袋の中にも入れておきたい1品です。
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